ニバルレキレってなんでしょう?

ブログを始めて、ようやく2ヶ月がたちました。
アナログな私も、パソコンに触れる日が増えました(笑)。

「ニバルレキレ」という言葉に私たちが込めているメッセージ
のことを改めてお話します。

〜NGIBALULEKILE〜

これは南アフリカ共和国の11の公用語のひとつ、ズールー語です。
発音に正確に書こうとすると、ンギバルレキレ・・ンギ・ンギ・・とずっとアクセントをおいて言い続けていると、「二」に近くなってくるので、その辺りで止めておくと、ズールー語らしい発音になりますよ♪

英語では I am special !
日本語で紹介するときには、
「あなたはあなたであるだけですばらしい」
という、その言葉の本意から意訳をさせてもらっています。

大切なこの世でただ一人の自分という人間をしっかりとケアして生きていくこと。
感染から自分を守るだけでなく、すべての無関心をやめて自分の心と体に良いことをして生きていくことが、他人にもやさしくできるスタートだと思います。

それから南アでは、HIVに感染していると、
I am POSITIVE といいます。
HIVが陽性なだけでなく、人生にも前向きにポジティブに生きて
いこう、そんなメッセージを心に、お互いに支えあって、分かち合って生きています。

何かに傷つき、苦しみや病・障害を抱えてしまうことは、前を向いて歩んでいく道が一人きりではないことを教えてくれます。命を大切にする人生はいつでも、今が始まりなのです。


ニバルレキレで大切にしていること。
それは、自分の存在をあるがままに受け入れること。

どうして私たちの活動にこの名前がついたのか、明日お話したいと
思います。



ではイベント紹介。

今日から3日間、かながわ県民センター(横浜駅西口5分)で、
エイズ文化フォーラムin横浜が開催されています。
ニバルレキレでは、3日間、写真パネルなどの展示を1階フロアで
行っています。それから、明日 7日(土)16時〜18時まで
4階フロアで、ワークショップを行います。
ぜひ遊びにいらしてくださいね。

このエイズ文化フォーラムは、今日スタッフの一人、カリタス・ジャパンのHIV/AIDSデスクの方におききしたところ、過去には全国の20ヶ所で開催されたこともあったそうです。毎年開催を重ねて現在にいたっているのは、この横浜だけなのだそう。
今年が第17回。
つまり17年ボランティアによって続けられているのです。
すごいですね! 県民センターや横浜YMCAといった、土台のしっかり
とした組織の存在も大きいのだと思いますが、それでもこのフォーラムに関しては、有志の力です。毎年のプログラムを見ていると、ずっと参加を続けてらっしゃる方々も、たくさんいらっしゃいます。
ニバルレキレは参加はまだ3回目、展示は初めてです。

続けること。
その大切さを改めて感じた第1日目でした。 
ニバルレキレも、がんばるぞ〜!