2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

南アフリカからメール!

今朝、南アフリカからSMSが届きました。SMSは携帯電話でのショートメッセージサービスのことです。 けっこう南アフリカでのメジャーな携帯電話の会社には、日本とSMSができるものがあるんです。ちなみに、私はソフトバンクの携帯ですが、vodacomの携帯の友人…

ノムサ(4)

ノムサのお話は、これが最後になります。ノムサとファーザー・ニコラスと私の3人で写っている写真を眺めていました。シャッターをおしてくれたのは、お掃除のスタッフで、「カメラなんて」と緊張しながらのシャッターだったので写真はピンボケです。でも、…

公開座談会(AJF主催)のご案内

イベントのご案内です。 主催はアフリカ日本協議会(AJF)さんです。以下AJFさんからの正式な案内です。サッカー・ワールドカップが開かれる南アフリカって、どんな国? 南アフリカに関する本、どれから読めばいいの? 「犯罪大国」で人々はどんな風に暮らし…

チャリティコンサート。皆さんありがとうございました!

チャリティーコンサートが、昨日盛況のうちに無事に終わりました。 お天気も崩れることなく、たくさんの方においでいただいて、素晴らしい時間を分かち合うことができました。赤ちゃんからご高齢の方まで、本当に様々な世代のお客様が来てくださいました。パ…

南アフリカを知るための60章

4月に明石書店からエリアスタディーズのシリーズとして出版された「南アフリカを知るための60章」。 ワールドカップでの南アへの関心の高まりなのでしょうか?とても売れ行きが良いのだそうです。近日重版がでる予定となりました。 ちなみにこの本では、…

チャリティーコンサート

明日はチャリティーコンサートです。 前売りで250枚を越えることができ、ご協力・ご賛同いただいた方達への感謝で一杯です。明日ぜひ実際に会場へお越しいただけることを楽しみにしています。 遠方から来てくださる方もおり、久しぶりに再会できる方もお…

ホスピスでの写真

ホスピスでは写真がとても人気です。自分の写真を生まれてこのかた、ほとんどもっていないという患者さんやスタッフが多いので、カメラを片手に病棟に行こうものなら、「撮って!撮って!」と大騒ぎになります。ベッドからほとんど起き上がることもなくなっ…

ライアル・ワトソン博士

ワトソン博士を敬愛する人は、日本でもたくさんいるのではないでしょうか。私もその一人。彼の「生命潮流」「アースワークス」などを昔愛読していました。ふとアフリカと行き来する生活となり、本棚の彼の本を開くと、「アフリカの白い呪術師」というのが紹…

ソーク族のことば

ソーク族というのは、南アフリカ共和国の民族ではありません。すみません・・。 ソーク族はネイティブアメリカン。私の家にある本は、文化圏でいうとゴチャゴチャです。本は、旅に似ています。そして、素敵な本は生きる智恵を私たちにくれます。直接出逢うこ…

ノムサ(3)

ノムサがいなくなりました。 彼女をいったいどこで探せばよいのでしょう。どこから来たのか、どのタウンシップやスクォッターなら詳しいのか、検討がつきません。たとえノムサの名前が本名で、IDをコピーしてあったとしてもノムサをその情報から探し出すこと…

ノムサ(2)

ノムサのことを書いたのは先日の6月8日のことです。 その後のノムサのことを今日は書きます。一時帰国から戻った私と、ノムサに交流が少し生まれました。 ノムサは決して心を開いているとは思えないのだけれど、会うたびに私の名前を歌うように呼び、とき…

タゴールの詩から

今日も、タゴールの詩からです。 わたしは、このちいさなわたしの世界に生きていて、 それをずっとずっとちいさいものにしているのではないかと 恐れる。 あなたの世界の高みへとわたしをみちびいてください。 そしてすべてのものをよろこんで手放す自由をわ…

ニバルレキレ展

ニバルレキレ展というのは、ニバルレキレの活動を始めて間もない時期に、日本で始めた「エイズ遺児の絵画・写真展」です。 作品展のきっかけは、当時ボランティアで手伝っていた、エイズ感染孤児の病院での院内学級での先生とのやりとり。2010年の今はそ…

アフリカ人の乗り物〜タクシー(コンビ)how to use

タウンシップは危ないときもあるけれど、基本は人が暮らしている場所です。暮らす中での様々なドラマがある、と考えるのが良いと思っています。 ただ、目的もなく行くような場所でないことは確かです。というのは、特別なものは何もないからです。 旧黒人居…

タウンシップは危ないのか?

子供の保育園の先生が、南アの報道を熱心にみてくれています。昨日は、カージャックなど犯罪を犯したことのある青年がインタビューを受けていたそうです。 私は、テレビが苦手で(パソコンも、笑)、何も見ていないのですが、報道はサッカーを中心に盛り上げ…

ノムサ(1)

ノムサという女性が34歳で亡くなりました。ノムサが本名なのかどうかすら私たちに最後までわかりませんでした。身寄りを見つけることもできないまま、死亡時の煩雑な用事をホスピス職員が手分けで行い、ノムサは郊外の墓地に埋葬されました。 果たして、彼…

タウンシップの子供・給食風景

ニバルレキレは、活動の長さの割りに、とっても写真が少ないのです。 写真があると、もっとお伝えできることもたくさんあるのだろうな〜と思うのですが。 理由は、いろいろ。 ①私が不精だったから。 ほんとに不精です。アフリカの友達は(日本でも)私のこと…

コンサート演目紹介

チャリティーコンサートのプログラム内容です!! 盛りだくさんの内容で、私も楽しみです。 一部 講 演 HIV/AIDSの現状 菊地 正 寄付先紹介 小山 えり子 南アでの体験 韓 徳 二部 ミニコンサート 青木香保里 (ソプラノ声楽家) 山本紀久代 (作曲家、…

コラム紹介

南アフリカからメールが届きました。 いろいろな方からいただきますが、それぞれにサッカーに向けて、現地在住者として、様々な仕事に忙しいそうです。うれしいニュースは、ニバルレキレの仲間のアフリカ人が、サーカーイベントによる雇用をされているようで…

チャリティーコンサート! もうすぐです。

コンサートのチケットの販売数が200枚を越えました! まだ前売り券の購入が可能です。ふるってご参加くださいね。チャリティー・コンサート 南アフリカのエイズと共に生きる人々のために 〜歌うことは生きること、生きることは祈ること〜 開催日 2010…

タゴール

エイズホスピス勤務中は、キューブラー・ロスの「死ぬ瞬間」という本をときどき読んでいました。ロスの本はその後もすべて愛読していますが、私の中に印象深く残ったのは、本にちりばめれれた、タゴールの詩でした。 もともと、詩や文学が好き、ということも…

孤児の心

レインボウ・コテージ 私は、ニバルレキレの活動を始めるスタートとしての数年間を、ボックスバーグというジョバーグ(ヨハネスバーグ)郊外にかるエイズホスピスで働かせてもらいました。2003年というのは、貧しい感染者がARVに全くアクセスできずに、…

6月7日神戸で南アフリカを知ろう!

先日ブログでも案内した、神戸のイベントについて詳しく案内が届きました。これは、ニバルレキレのメンバーによるイベントではありませんが、南アで出会った張さん・茂木さん・ユキさんという若い臨床心理士の女性たちがスタッフとして頑張ったプロジェクト…

少年の死

今年の5月に一人の少年がエイズが原因でなくなりました。彼と、彼を支えている仲間のことをこうやってブログに書くことに、数日悩み続けました。何よりも7年間、私は出会った友人たちの死、さまざまな苦しみについて、どれだけ自分が理解できているのか、…

死に寄り添う

2003年から向き合い続けている、南アフリカ共和国。私たちが活動している場所は、ハウテン州のヨハネスバーグ市(地元っ子は「ジョバーグ」「ジョズィ」と呼びます)の郊外。隣接するエクルレニ市にはたくさんのタウンシップがあり、田舎や他のアフリカ…

6月7日 神戸JICAでニバルレキレ展

6月7日に神戸のJICAの事務所でニバルレキレ展の写真などを見ていただくことができます。このニバルレキ展というのは2003年からずっと、細く長く全国を巡回し続けている、「南アフリカエイズ遺児の絵画・写真展」 という誰でも主催者になれるというプロ…

南アフリカ チャリティーコンサート

6月20日(日)に東京の世田谷区にある教会を会場にして、コンサートを行います。ちょうどワールドカップの最中ですね。 ニバルレキレもコンサートの実行委員になっています。コンサートのパフォーマーの方の紹介や、収益を寄付する先の団体の紹介など、少…

ニバルレキレへようこそ

2003年から始めた、ニバルレキレ。ニバルレキレというのは、「あなたはあなたであるだけですばらしい」という意味のズールー語です。南アフリカ共和国のヨハネスバーグという大都市に隣接するエクルレニ市を中心としたタウンシップとスクウォッターキャ…