2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧
6月19日にアフリカ日本協議会主催で、 シンポジウム 〜東日本被災者支援とアフリカ支援をつなぐ〜 報告と提起が開催されました。報告者は5名。1、在日ガーナ人のジョーさんが、ピースボートの石巻での被災者支援に参加したときの様子を報告されました。…
フィアメーラ というのは 南アの女の子の名前です。意味は 小さな炎。すてきな名前でしょう? ずいぶん前に、ある出版社の人にエイズ孤児のことを原稿用紙で10枚くらいで 書いてみてください、といわれて それで、私は南アで一番最初にお友達になった フィ…
未来はわからない。フィアメーラの未来も。 自分の未来も。 フィアメーラは、ARV治療の薬を一生飲み続けなければ ならない人生だ。いずれ、HIVエイズについて深く学び、 また悩むときがくるに違いない。 そして恋をする日も訪れるだろう。自分の育った環境に…
ある夜、団子状態に私の上に乗っていた 小さな子どもたちが、他の遊びに散っていった隙に、フィアメーラがめずらしく、すっと私の膝の上に乗り、 いつものようにつねってくることもなく、 抱きついてきて ささやいた。「私のママになってね。」 彼女からきい…
2004年に入り、USAからの支援や カトリック教会組織の支援、それから大学病院の医師による プロジェクトが一体となって、この施設のHIV感染孤児の子どもたちが、ARV治療を少しずつ 受けられることになった。南ア政府の動きに先駆けて、子どもたちの命を…
親友のHIVアクティビストに相談した。HIVアクティビストとはHIV陽性者本人であって、なおかつHIV陽性者やエイズ患者のために 社会的な活動・人権活動などを行なう人たちのこと。親友は、自身が10代前半でレイプ被害に遭い、 瀕死の重傷を負うだけでなく、 …
この世界の中にあるたくさんのマイナス表現。ネガティブな考え。陰湿なもの。 大人の使う言葉や態度を、子どもたちは知らぬ間に吸収して 自己評価につなげてしまうことがある。それは日本もアフリカも同じ。 フィアメーラのいる施設には、いろいろな人間がや…
今回の震災では海外の多くの国が、日本を支援してくれています。 3月の話になってしまいますが、南アフリカからも人道支援チームが来日し、 宮城県で活動してくれたことを今日は紹介しますね。 この南アの人道支援組織はRescue South Africa (RSA)。日本の支…
次回 I KNOWのお知らせです。★第4回ワークショップ I KNOW★日時:2011年7月9日(土) 13:00〜15:00 4つめの物語〜シンシア・レショモ〜 裕福な家庭に生まれた美しい女性、シンシア。 南アへの留学から戻り衰弱していく彼女に周囲は、HIV検…
久しぶりに眠り続けた。 眠り続ける、と決めて。眠った。 起きたときには、眠ることに頭が飽き飽きしていたけれど、眠った。4日目。すうっと酸素がお腹の下の方までおりてきた。 あ、もうきっと大丈夫。 夕暮れに子どもと手をつなぎ散歩する。 ママってなん…
ニューヨークの国連本部で開催されていたエイズ対策に関するハイレベル会合が、最終日の6月10日、2015年までに母子感染を撲滅する目標などを盛り込んだ政治宣言を全会一致で採択しました。この会議は、エイズの世界への初報告から30年経過したこと…
6月11日にらふらふぴりか。がはじまりました。長く続きそうな予感のするすてきな はじまりの1日でした。 ちょっと、おまじないみたいな、女の子の名前みたいなそんなワークショップの名前。大切にしていきたいと思います。 6月11日は、日本の各地でピースウ…
つながること、知ること、エンパワメントされていくこと。 ゆるやかで居心地のいい、それこそ寝ていたっていい。 「自分はここに、居ていいんだ」と思える、そんな空間を共有すること。 そして命にとって大切なことを、わかちあって感じて考えて、行動してい…
昨日のわかちあいグループでも、みんなで、「どの言葉がふさわしいのかは別として」と 前置きしながら、復興や 回復や 自己再生や エンパワメントや いろいろなことを話し合った。そこにあるのは命。生きる。 生きる。ことにこだわって、私たちは活動してい…
第5回目になる、震災わかちあいグループ@東京を 昨日、6月5日に下北沢のカフェcomp で開いた。カフェcomp。 絶対にまた来てしまうだろうな、 皆もそう思っているだろうな(笑) というくらいの、全員のくつろぎよう。自分の家で過ごしているとしか思えないく…
「自分たちにできる範囲での震災支援の活動をしたい」と と思って、ニバルレキレが最初に震災支援でかかげたのは 4つのことだった。1.震災わかちあいグループ@東京 2.募金活動つうじての後方支援 3.メール相談 4.3842プロジェクト震災わかちあ…