6月11日ピースウォークそしてらふらふぴりか。

6月11日にらふらふぴりか。がはじまりました。

長く続きそうな予感のするすてきな はじまりの1日でした。


ちょっと、おまじないみたいな、女の子の名前みたいなそんなワークショップの名前。

大切にしていきたいと思います。


6月11日は、日本の各地でピースウォークが開かれました。
世界の各地でも。

原発反対のデモも11日には各地でありました。


私たちがこの日に選らんだのは
Life for Love プロジェクト・ピースウォークへの参加。



らふらふぴりか。をたちあげたきっかけは震災そして原発

私たちが一番話し合ったのは、命のことだった。

地球のなかで、いろいろな命と共存している私たち。

自分とはちがうあらゆる存在としっかりと共存していくことが何より大切。

ともに生きる。

ありのままの自分の命を慈しむ。
ありのままの別の命を慈しむ。


そのことを考えていれば、何が大切か自然にわかる。


それから、大切な子どもたちが守られる社会になるために。

大人である私たちがきちんと自分のことをケアできて癒されていることが、とても大切。

大人がきちんと癒されていれば、児童虐待や、孤独死がなくなることや

障がいなど生きづらさを抱えた人や、異文化を生きる人への眼差しが優しくなっていくことにつながらないだろうか。

ライフスキルというと、まず浮かぶのは、安全面で自分を守っていく生きる技術。
震災や原発にどう対処したらいいのか、なんていうこともその中に含まれる。

そのこともいずれは、しっかりととりくんでいきたい。
だからこそ、まず大切なのは、孤立している人が1人でも少なくなること。

なぜなら人と人がつながっていれば、少なくとも助けあうことができる。

恐怖や悲しみを、1人で抱え込まずにすむ。



いろいろなひとが いろいろなままに。

そのまんまの自分らしさで。

それって自然にできている人もいるだろうけれど、自己肯定感を抱くことに苦労している人や、
安心して、ここに自分がいても大丈夫。という場所を見つけられなくて、不安を抱えている人が

実はたくさんいるんじゃないかな〜と思う。


だから、今回はそんな自分の気持ちを私に打ち明けてくれた人たちも誘って、集まった。



会はどんなだったかというと
とっても良かった。


天気予報は雨だったけれど、照る照る坊主をつくってくれた人の気持ちが通じたのか、午後には晴れ間が。


私たちがピースウォークをして集まる予定だった、多摩中央公園は、前の晩からの雨で芝生も土も濡れてしまっていたから、

今回は雨バージョンの予定
永山にある、カフェれすと に集まった。

みんなは、多摩中央公園まで行って、そして芝生に大の字になって
眠る気満々だったみたいだったけれど(笑)

カフェれすとで、小さなセレモニーや、自己紹介や語り合いを行なった。


なんだかのんびりしていて、とってもすてきな自己紹介だった。



初対面の人が多かったにもかかわらず、ニコニコとみんな自分らしさを
発揮していた。


今回集まった人たちの、意外な共通点は、みんな「電車に乗ることが苦手。」ということだった。


理由はいろいろ。赤面症だったり、人が多いことに耐えられなかったり、気を張っていないと、降りる駅をいつも間違えてしまったり。

え〜自分以外にも同じ悩みの人がいた・・と、それだけで、なんだかくつろいでしまう。

意外に、人って、ちょっと恥ずかしいかな〜と思うようなことを、秘密にしてしまって、わかちあっていないせいで、自分だけが変なんじゃないかと思い込んでいるのかもしれない。

最初に、赤面症を打ち上げてくれた参加者のAさんの勇気をたたえたい。
Aさんは前の日は、初めての人たちに会うからってとっても緊張していたのだから。


自己紹介の後は、小さなセレモニー。

みんな一つずつ、好きな石を選んだ。
石選びは、みんな真剣だった。


その石で、参加してくれた、3人の子ども達を守るように囲む輪をつくった。

地球の一部。大昔からある石。

カフェの中で、静かでひんやりとした石は、とっても存在感があった。


みんなで一つずつ、キャンドルとキャンドルホルダーを選んで、キャンドルには、Life for Love のモチーフカラーにもなっていた、菜の花やひまわりをイメージして黄色いリボンを結んだ。


ランチを食べながら、ゆっくりと震災や原発や、日々の暮らしのことを
語り合う。
眠っているようだけれど、要所要所ではちゃんと発言する人もいておかしかった。

子どもたちが、何がそんなに幸せなんだか、理解不能なくらい、幸せそうに同じ遊びをくりかえして、笑い転げていた。



最後は


「ぼくは ぼくでできているんだよ!」

というすてきなメッセージのつまったレオ・レオニの絵本

『ペツェッティーノ』 。

ニバルレキレのお手伝いをいつもしてくれる、リリィちゃんが朗読。


リリィちゃんの朗読には、不思議な響きがある。
なんだろう。
らふらふぴりか。でもやっぱり皆が惹きこまれていた。


大人に絵本って、実はとてもいいのかもしれない。



次からのらぷらふぴりか。


皆の希望は、やはり「のんびりとくつろぎたい」ということだったので、8月は少しでも涼しい場所で。
秋になったら公園で、テントもたぶん用意して。

和やかに、大切なメッセージをわかちあい続けていきたいと思います。



今回は、それぞれの人から、自分が今一番、力になりたいと思っている相手への1コイン。という会費の集め方をしてみました。

福島県内で困難な生活を強いられている人に使ってほしい。→400円

都内で避難生活を送っている人に使ってほしい。→100円

避難所で苦労が多いと思う、女性の役に立つものに使ってほしい。→100円

陸前高田で被災者支援をしている団体「みんつな」につかってほしい。→100円

エイズ孤児に使って欲しい。→300円

という内訳になりました。


エイズ孤児と都内避難者については、ニバルレキレでの活動費にさせていただくこととなり、それ以外については、「みんつな」をはじめ、支援団体を調べてお金を振り込むか、もう少しプールしてから物資で送るか、相談していきたいと思います。


参加してくださった皆さんありがとうございました。

また次にお会いできるのを楽しみにしています。