ニバルレキレのソーシャルワーク

昨日のわかちあいグループでも、

みんなで、「どの言葉がふさわしいのかは別として」と
前置きしながら、

復興や
回復や
自己再生や
エンパワメントや
いろいろなことを話し合った。

そこにあるのは

命。

生きる。


生きる。ことにこだわって、私たちは活動していきたい。

今日は手元にある、昔の職場の裏紙メモ帳からみつけて、
くしゃくしゃになりながらも、ずっと手帳にはさんでいた
何かの研修の資料から、紹介したいものを一つ。

リカバリーとは、自らの経験として
「私はこのように元気になれた。
 かけがえのない人生をおくれている」と
 語れるようになるプロセスのことである』

人は、様々なことで壁にぶつかり、

あるいは事故や災害や病や障害に
よって、

人生が大きく変わってしまうという危機に直面する。


そんなとき、何よりも大切になるのは、

「私自身の回復の物語」をつむいでいくことではないかな、

と考えている。


そして誰かの、そんな過程に、もしも私たちが支援する人間として
寄り添う機会を与えられたとしたら、


「助ける支援」ではなくて

その人と自分が、お互いにかかわりあう、
双方向の

「あなたと私」の二人にとっての
それぞれの物語の作業であることを、大切にしたいと思う。


主役はもちろん支援される方だ。

でも、私たちもその出会いの中で自己開示をし、何かを
その方からたくさん与えられ、変化していく存在でありたい。

それが自然だと思うから。

出会いの中で、どんなことができたら、
お互いに、出会って、かかわりあってよかった。そう思えるだろうか。

ソーシャルワークって
そういう
ことに、こだわり続けることなんじゃないかな
と思いながら、ニバルレキレをやっている。