Precious かけがえのないあなたに。

昨日の夜はDVD鑑賞。

映画Preciousプレシャス。


プレシャスは幼少から母親による虐待を受けて育った。

そして母のBFからの性的虐待

彼の子供を10代で2回出産した。

最初の子供には障害がある。


心なんか誰にも開けない。


学校の勉強に集中できるわけがない。

勉強のできなさは、学習障害があるのかな?くらいに悲惨。
(私自身に学習障害があるので、乱暴な表現を使ってます)


16歳にして学校をキックアウトされた彼女に残った希望。



フリースクール


そこでの教師ブルーレインと
仲間たちに少しずつ心を開いていく。


我が子を愛し始める。


「犬」以下と思っていた自分のことを
愛そうともがきはじめる。


そんな彼女に過酷にも
病院はHIV陽性だと告げる。

それでも彼女は前へ進んでいこうと決めた。


自分の人生がプレシャス

価値があるものと信じはじめたから。


仲間がいるから。



彼女はソーシャルワーカーの助けを借り、


母親と対峙する。


そして、自分の道を堂々と歩き始める・・・。
 



南アでDVDを購入。

今までなんとなく観れずにいた。



字幕なしだけれど頑張った!

映画はすっぴんのマライア・キャリー
(私は終わりまで気づかなかった)や、
レニー・クラヴィッツまで出演しているが

ゴージャスというよりも

ハーレムの薄暗いアパートメントで、
母親の刺さるような視線・吐かれる暴言・暴力を浴びながら

何かを求めるように
過食に走るプレシャスの生きる時間に圧倒される。




かなり自分を重ねあわせて観ていたと思う。

そして、これまでに出会った多くの傷ついた友人たちのことを。

うまくいえないが、

今という時に自分がこの映画を観たことに意味があるのだと思う。




9月18日のチャリティコンサート
「君は愛されるために生まれた」。


南アでHIVエイズとともに生きるひとたちのために。

被災した人たちのために。


傷つき、かけがえのないはずの自分を
うまく愛せない人たちのために。



私たちに伝えられるメッセージを伝えられるコンサートに
したいと思った。