第2回南アチャリティーコンサート準備スタート

第2回南アチャリティー実行委員会が始動しだしました。

第1回のミーティングは1月23日(日)10:15〜
場所は世田谷にある赤堤教会です。

このミーティングをスタートに、少しずつ昨年のニバルレキレの活動の報告や、南アでエイズとともに生きる人たちの今、エイズ遺児や孤児たちの今について報告会を始めていくつもりです。

それからチャリティーでの寄付先のエイズホスピス、セントフランシスケアセンターの様子などについても報告をする予定です。
 http://ameblo.jp/fr-nicolas-southafrica/
前回のチャリティーコンサートでは「寄付がきちんと、薬や食事など患者さんのために使われるよう確実にしてほしい。顔のわかる相手へ支援をしたい」という声をたくさんいただき、ニバルレキレがホスピスへ寄付金を届ける役目を授かって無事に届けてきました。

一番効率の良い(無駄の出ない)渡し方は、今回の場合は私が南アに行く際に現金で持参し、ホスピスの会計担当に内容を確認してもらった上で、いくつかの両替所や銀行のうち一番レートの良いところで両替し、ホスピスを再度訪問して現地の通貨、ランドになった寄付金を会計に入れてもらうという方法。お互いよく知る間柄でしたが、多くの方の願いがこもっていますから、しっかりと領収書以外のいろいろな書類へのサインやコピーももらってきました。お礼状ももちろん。それから、病棟でARV薬をはじめとした患者さんが手にすることのできる薬の写真や、食堂の食事の様子などを写真にとり、スタッフのケアについての患者さんの声や、患者さんをケアするスタッフの声などもいろいろきいてきました。

こういった、ニバルレキレへの直接の支援ではないものに対しても、きちんと責任をもって行動していくことが、ひとつのニバルレキレの役割なのだと思っています。
いわゆる「国際協力」「医療や福祉」には「支援する側」と「される側」が発生しがちです。でも本来、人の関係性は一方的であってはならないし、対等でなくてはおかしい。
今回の寄付金を代理で手渡すという行動ですが、私はたくさんホスピスの人と話すことを心がけました。もちろん寄付金を持ってきたことを自慢するのではありません。ホスピスの人たちにコンサートの様子やいろいろな実行委員や、来場者の声を伝えまくったのです。「あなたたに関心があるのよ。そんな私たちのことも知っていてね」って。
お互い顔を直接見合わせることはなくとも、このお金には「どんな人の気持ちや考えがこもっているか」「遠い国のことにしっかりと関心をもっているか」がお金を使う側に伝わることで、どうか大切にお金を使って欲しい。
そして、お金を使う側の現場の声をききとっていき、あくまで主体がホスピスの人であることをお互いに確認していく。
そうすることで、心と心がつながり、今後のそれぞれの「私が今日やれること」への互いのモチベーションとなり、お金の寄付ではない何かが生まれるのではないかな・・と考えています。

そんなわけで、23日にはしっかり報告したいと思っています。

南アの報告会は、企画中のもの以外にもお呼びがかかれば大喜びで伺いたいと思っています。お声かけてくださいね。