WS I KNOW 第2回を終えて。

ワークショップI KNOW の第2回を終えて、あっという間に1週間がたちました。今、メルマガを編集中です。前回は発行に時間もたってしまって、臨場感も薄れたころに皆さんにお知らせしてしまったので、今回は早くに発行できるよう、頑張っているところです。

そこで、WS参加の方も、参加していないけれど関心のある方も良かったら
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第2回でとりあげた物語は、先日ブログで要約を紹介した、ンポ・セゴメラという少女のお話です。
http://d.hatena.ne.jp/ngibalulekile/20110112/1294764967

継続スタイルのワークショップを始めるのは、ニバルレキレでの初の試みです。2回目の今回は「WSがこれからも良い流れで続くかどうか?」という意味で大切なものだと感じていました。
そして、これからも良いWSとして続いていくに違いない。という大きな喜びや手ごたえ、ワクワク、安堵を感じたWSでした。

WSのよいところは、そこに一方的に講義をする人がいないこと。話でも価値観でも情報でも、押しつたりする人が誰かがいないことです。心にあることを安心して語り合う。違う意見があっても、決して非難しない。こういったことは、少しばかりのルールを事前に用意することで、お互いの関係がまだ浅いうちからも、ちゃんと可能なのです。会では誰一人、ほかの人よりも上回った権威はもっていないので、会を作り上げるのに、平等に参加していけます。望む役割を担っていけます。
緊張することもありますが、お互いの「ここに自分がいて、心のままに感じることを話して大丈夫」という安心感から次第に、WSに自分の居場所ができていくのです。

まだ2回目だけれど、かなりそんな雰囲気ができてきた感じかな、と主催者としては、勝手に今後に向けてワクワクしているところです。

小さな嬉しい変化を参加者からもキャッチしつつあるところで、本当に、嬉しくなります。

そそっかしくて、苦手なことの多い私をよそに、当日の会場でのお仕事や、次回にむけての段取りも、やってくださった皆さん、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね!!

このワークショップは、いまどき地味な気もする、本を皆で読むという作業を中心としたものです。でも、2回のワークショップを終えて、強く感じていることは、皆で読むことの大切さ。

遠いアフリカのことを、リアルな命の物語として、自分の隣へ引き寄せる作業はとても大変だと思ってます。
WSに参加してくださった方が、「1回だけの体験だと、また日常へ戻ったときに、大切なことなのに忘れてしまう」と話されていたのが印象的でした。私も何度も経験してきたことだからです。
アフリカ、だけではありません。
HIVエイズという話題も、一人で考えるにはとても大きなテーマです。

安心できる場所で、一緒に座って、語り合うことで、何か「難しいこと」でなく「あたりまえのこと」として、命の物語が動き出すときが、いつかやってくるのではないでしょうか。
以前にも読書会を主催された経験をお持ちの参加者の方は、「一緒に読むことで力や勇気が沸いてくるのを皆が体験した」と教えてくれました。

このワークショップを続けていくことで、アフリカの名もなき人の物語が、誰かの物語でなく、自分の物語へとなっていくことを願って。
私たちが自分自身の言葉で、じっくりと感じ、考え、誰かとそれを分かちあっていく。
その「わかち合い」の体験は、アフリカの人とも何かをわかち合っていくことについて考えていくヒントにもなるのではないかと思っています。
参加してくださっている皆さん一人一人が心に抱く「何か」がこのワークショップから、より具体的な「何か」へと変化していけたら素敵だなと思います。

そして、ゆっくりと、じっくりと、つながりあっていきたいですね。お互いの大切なものを実現するために、支えあう仲間になれるくらい、
皆でこれからもやっていきましょう!

近々第3回の案内を告知予定です。お楽しみに!