任意NPOみんつなを応援しよう!

アフリカを愛する、一人の仲間のために。
そして、多くの命のために。

どうか彼の記事を読んでほしい。
そして、NPO法人みんつなについて知ってほしい。

ニバルレキレに何ができるのか、まだ手探りだけれど、
彼らの活動を応援していきたいと思っている。

〜〜フリージャーナリスト佐藤彗くんのブログより〜〜

日本全土が震災に包まれる中、大切な仲間たちが動き出しました。

未曾有の大災害に襲われた人たちのために、なにか少しでも出来ることはないかと立ち上がったのです。
僕には今回の震災に対する、いてもたってもいられない動機があります。両親の住む街、陸前高田が絶望的なまでに壊滅したのです。

両親の生死は不明。突然訪れた出来事に、僕は為す術もありませんでした。
そんな中立ち上がった仲間たち。
彼ら、彼女らの想い、それは、圧倒的な災害にあった人々の痛みを思う純粋な気持ちでした。
もしそれが自分だったら。自分の愛する人だったら。
みな、痛みをその身に感じ、いてもたってもいられなくなった人間です。

僕には悩みがありました。

この立ち上がってくれた彼ら、彼らが今陸前高田方面の支援に心が動いているのは、確実に僕というフィルターがあったからこそ。

僕がその町の復興支援に何かしたいと思うこと、それは団体全体を「利己的な集団」に変えてはしまわないか。
同じような悲しみ、苦しみを抱える人は沢山います。被災者は陸前高田の2万人だけではありません。
今も行方不明の愛する人を探し、心を痛めている人がいます。
僕だけがこんなに素晴らしい仲間に恵まれてていいのかと、あまりの状況に、恐れ慄く自分。
果たして自分はみなの恩義に報いることが出来るのか。

そういう思いから、どうにも地に足のつかない2日を過ごしました。

しかしそれは完全な僕の奢りでした。

みな、それぞれに出来ることを、自分自身で選び行動しているのだと、

そんな当たり前のことに中々気づきませんでした。


もちろん、大切な仲間たちは、僕のことを想い、気遣い、行動してくれています。
しかし、そのことに臆する必要なんかありませんでした。

誰に何と言われようと、僕は自分の信じるように行動しています。感情で突っ走るだけではなく、最大限に出来ることをしようとしています。

「任意NPOみんつな」その目標は継続的支援。
メディアが注目する大きなニュース、大手支援組織の出来る派手な援助、そういったものの影に隠れがちな、人と人との草の根的支援を目標としています。

復興するまで、避難所生活を送る人がいなくなるまでといった長期的な視野をみつつ、足元の小さなことに気を配るような関わり方をしていきたいです

まずはいったいその地で何が起きているのか、何が必要とされているのか、それを調査します。

それは、僕のフリージャーナリストとしての職務だとも思っています。
ワイドショー化してしまう災害を前に、
ザンビアコンゴの時と変わらぬスタイルで、目の前の人の命と関わりたい。

フィールドエディターという僕の肩書きの意味が、少しずつ見えてきました。
心の交流、みんなの想いをひとつにする関わりを。


もちろん、綺麗事を並べているだけではただの嘘八百
この想いに恥じないように、全ての愛する人に感謝しながら、今の自分に出来る最大限のことをします。

みんな本当にありがとう。


佐藤彗君のブログはこちら
http://ameblo.jp/keisatojapan/entry-10831099141.html#cbox


「任意NPOみんつな」
http://www.mintsuna.net/index.php