10月23日(土)ワークショップのお知らせ

〜〜〜〜〜ワークショップ ◆I KNOW◆ へのお誘い〜〜〜〜〜〜

皆さんこんにちは! ニバルレキレという活動をご存知ですか?これは南アフリカ共和国のズー ルーの言葉で「あなたはあなたであるだけですばらしい」というメッセージです。エイズとともに生きる人々と私たちは 活動しています。私たちが日本で皆さんと一番分かち合いたいことは、アフリカでエイズとともに生きる人々がどれだけ 力強い命のメッセージを持っているか、ということです。

今回新しいワークショップのシリーズを始めることにしました。

今更のようですが、一つ一つ、南部アフリカでエイズとともに生きる人々の言葉に触れて、彼らがどんな命を生きているのか一緒に知る作業を皆でしていきましょう。

ワークショッ プでは『アフリカ〜28のエイズの物語』(抄訳)という日本では出版されていない本の物語を、皆で読みながら、エイズの ことやアフリカのことを語り合っていきます。アフリカの陽性者の人生を知ること、彼らの勇気を知ることで、私たちも 自分に何ができるのか自然と何かを感じ、考え、行動したくなるに違いないとニバルレキレでは考えています。

みなさんふるってご参加ください! 

日時 2010年10月23日(土) 13:00〜15:00
◆28の物語 第1回 ネルソン・マンデラ
第1回にマンデラをとりあげるのは、彼が南アのヒーローだからではありません。彼が自分の大切な家族をエイズで失い、その事実を公表する かどうか、個人として悩み苦しんだ経験ももつ、一人のエイズとともに生きる人だからです。そして、インタビューでは 「大統領だったときにマンデラがもっとエイズに向かい合っていたら、何かが変わっていたのではないか?」というマンデラと いう存在が南アの人にとって何であるのか、にも触れられます。家族のエイズ死の後エイズの問題と闘う決心をしたマンデラは、ARVを毒と公言しエイ ズ対策を迷走させた当時のムベキ大統領と対峙し、南アのARV治療の公費負担政策へ と尽力していきます。
初回は翻訳(要約)レジュメを用意します。

会場:台東区 上野1−20−6丸幸ビル2階 オックスファム会議室
地図:http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/contact-us.html
会費: 300円  書籍の準備は不要です。

共催: アフリカ日本協議会・ニバルレキレ事務局 

お申し込みは、ngibalulekile2003@gmail.com
まで

◆申し込みのご連絡の際に、以下をお知らせください。
①氏名
②所属
③特に知りたいこと、とりあげてほしいこと、国など

〜〜〜とりあげ る本について〜〜〜

28stories of AIDS in Africa
by Shephenie Nolen

28のアフリカのエイズの物語。なぜ28なのか、それは読んでいくうち に理解できるようになっている、と著者は言う。stephaneはカナダのGlobe and mail 新聞にこのル ポを連載し、その後、連載と加筆されたものが書籍化された。ルポは2003年〜2004年と、南アを含めたサハラ以南の アフリカ諸国の貧しい人たちが治療にアクセスできずにもがいていた時期に、現地で多くの人たちと長くつきあう中で、書か れた。

本について:ニバルレキレから

人権分野におけるNational  Newspaper Award(国際新聞賞)を受賞、アムネスティの人権へのリポートに与えられる国際賞も受賞してい るという、なぜ日本では出版されないのだろう、と思われるとても素晴らしい本です。
23日からのワークショップは、この本を、「英語なんかわからない」と いう人でも安心して参加できるように、皆で工夫しながら読んでいくようにしたいと思います。
南部アフリカ諸国のほとんどの国から、感染を公表した勇気ある人たちを とりあげ、その心をしっかりと数年がかりで受け止めていった、著者の作業のように、私たちもじっくりと、読書会というのは地道な作業ですが、アフリカで本当にエイズとともに生きている人のリ アルボイスを聞いていこうと思います。

ご連絡お待ちしてます !!