ワークショップ I KNOW 第2回のお知らせ

■■■ワークショップ ◆I KNOW◆ 第2回 へのお誘い■■■

皆さんこんにちは! ニバルレキレという活動をご存知ですか?これは南アフリカ共和国のズー ルーの言葉で「あなたはあなたであるだけですばらしい」というメッセージです。エイズとともに生きる人々と私たちは 活動しています。私たちが日本で皆さんと一番分かち合いたいことは、アフリカでエイズとともに生きる人々がどれだけ 力強い命のメッセージを持っているか、ということです。
 2010年の10月から新しいワークショップのシリーズが始まりました。
 今更のようですが、一つ一つ、南部アフリカでエイズとともに生きる人々の言葉に触れて、彼らがどんな命を生きているのか一緒に知り、感じた何かを自分たちの言葉で分かち合う作業を皆でいっしょにしていきましょう。
 ワークショッ プでは『アフリカ〜28のエイズの物語』(抄訳)という日本では出版されていない本の物語を、皆で読みながら、エイズの ことやアフリカのことを語り合っていきます。アフリカの陽性者の人生を知ること、彼らの勇気を知ることで、私たちも 自分に何ができるのか自然と何かを感じ、考え、行動したくなるに違いないとニバルレキレでは考えています。
みなさんふるってご参加ください! 


●日時:2011年1月8日(土) 13:00〜15:00

●2つめの物語〜少女ンポ・セゴメラ〜

大都市ジョバーグを目前にしたタウンシップ、アレキサンドラ。アレキサンドラは過去には道路向いの富裕白人層との暮らしとの対比に様々な本にとりあげられるほど、治安もインフラも非常に悪い地域でした。現在も多くの人々は貧困の中に暮らしています。そのアレキサンドラでHIV感染孤児として生まれたンポ。名前の意味はギフト〜贈り物。彼女の人生に寄り添う2時間です。

●15:00〜16:00に、ネットワーキングや交流を深める時間も会場の方のご好意で確保することができました。ワークショップそのものは時間で終了するようにしたいと思います。

●参加申し込みは、ニバルレキレまでお願いします。
   ngibalulekile2003@gmail.com 
      参加者氏名・初めての方は所属もご連絡ください。

●参加費300円
 (資料代・残りはエイズ遺児支援に活用します。)

●会場 毎日エデュケーション グローバルひろば
     http://www.myedu.co.jp/csr/hiroba.html

〜〜〜とりあげ る本について〜〜〜
28 sotories of AIDS in africa
著者 STEPHANIE NOLEN
28のアフリカのエイズの物語。なぜ28なのか、それは読んでいくうち に理解できるようになっている、と著者は言う。stephaneはカナダのGlobe and mail 新聞にこのルポを連載し、その後、連載に加筆されたものが書籍化された。ルポは2003年〜2004年と、南アを含めたサハラ以南の アフリカ諸国の貧しい人たちが治療にアクセスできずにもがいていた時期に、現地で多くの人たちと長くつきあう中で、書かれた。

〜本について:ニバルレキレから〜
人権分野におけるNational  Newspaper Award(国際新聞賞)を受賞、アムネスティの人権へのリポートに与えられる国際賞も受賞している、日本でも出版の期待されるとても素晴らしい本です。
ワークショップでは、この本を、「英語なんかわからない」と いう人でも安心して参加できるように、皆で工夫しながら読んでいくようにしたいと思います。
南部アフリカ諸国のほとんどの国から、感染を公表した勇気ある人たちを とりあげ、その心をしっかりと数年がかりで受け止めていった、著者の作業のように、私たちもじっくりと、読書会というのは地道な作業ですが、アフリカで本当にエイズとともに生きている人のリアルボイスを聞いていこうと思います。
ワークショップの趣旨など今後に向けてもご関心のある方はhttp://d.hatena.ne.jp/ngibalulekile/20101006/1286296893 をご覧ください。

ワークショップのメルマガも発行していきます。関心のある方にご案内しますので、よろしくお願いします。
それでは、多くの方の参加をお待ちしています。