3月20日のワークショップ=震災チャリティと分かち合いを行ないます。

3月20日に経堂のソーシャルエナジーカフェで予定しているワークショップですが、都内の交通機関の運行状況と、現時点での余震の状況より、予定どおり開催したいと思います。
内容を下記のように変更いたしましたので、ご理解・ご賛同いただければ幸いです。
また、当日お越しになられる方は、事前にニュースなどで状況を確認なさり、道中にお困りになられることのないよう、お気をつけください。
原発事故に不安を感じておられる方も多いと思いますので、皮膚の露出をさけた服装・マスク着用での外出を、推奨いたします。

では3月20日ワークショップの案内です。


■■ワークショップ 震災チャリティ企画■■

ワークショップ=分かち合い

〜命。この地球の上でつながって生きる。〜
 
内容

 1.震災被災者のための祈り

 2.震災で感じている私たちの痛みやショック・恐れなどの

   感情の分かち合い 

 3.自分たちに何ができるのか

 4.私たちがつながりあって生きていること。命のための祈り

 5.南アの農村やエイズホスピスで命に向きあい続けた、ゲスト韓徳君とのクロストーク。「南アだから」ではない、私たち全員にとって大切なものを日本に持ち帰った韓君。エイズ患者を前に痛感した「自分の非力さ」や、それでも「何かができると信じる行動」など、命について多くを感じた日々、これからの生きていく自分のあり方について、彼にインタビューしていきます。



ワークショップではソーシャルエナジーカフェよりお茶とクッキーが用意されます。参加費とお茶代金との差額全額を南アチャリティ実行委員会として、被災地へ寄付したいと思います。
現在、私たちが寄付を考えているのはこちらのNPO団体です。

NPO「みんつな」
http://www.mintsuna.net/ 
今回の震災支援に立ち上がった団体です。

私たちと同じくアフリカを愛するフリージャーナリストの佐藤彗君という青年が被災地支援に奔走しています。

彼を紹介した私の先日のブログはこちら

[http://d.hatena.ne.jp/ngibalulekile/20110315/1300194257:title=http://d.hatena.ne.jp/ngibalulekile/20110315/1300194257
]
多くの救援・支援活動があります。
その中で、しっかりと誰か顔の見える相手に役立つように使われ、私たちが長く支援してゆける、お互いがつながっていける活動をしているところの1つに、これからなってゆくと信じています。

また、20日のワークショップでは、集まった方たちとの分かち合いを重視します。
これは、メンタルヘルスに長くかかわってきた、ニバルレキレとしての願いでもある、一人でも多くの人が、心の傷を回避できるために何かできないかと、考え悩んだ末に、準備しているプログラムです。

自助グループという言葉をきいたことのある方は多いと思います。
日本だと、AA、NAなど、依存症からの回復のための自助グループが有名です。それらのグループのルールの1つには、「言いっぱなし、ききっぱなし」というのがあります。何でも安心して言えるから、話せることがたくさんあります。

それから南アなどアフリカで活発なのは、HIV陽性者のための自助グループです。このグループは、HIVが陽性であることがわかったショックや、その後の疾病理解や、治療にどうやったらアクセスできるか、どのように暮らしで工夫ができるか、何か仲間が抱えている困難を解決するための手立てがないか、活発に仲間どうしで、話し合います。

どちらのグループにも共通していることは、秘密保持。それから、決して誰かの発言を非難したり否定しないこと。また一人が先生・主役になってしまって演説や講釈をしてしまわないこと。同じ苦しみや困難を抱えた、その心や状況を、あくまで「分かち合う」「シェアする」こと。思いやりをもつこと。

ニバルレキレでは、スタッフの日本と南アでの自助グループ運営のサポートの経験をもって、今回の震災で困難の中にある方たちに何かできないかと、考えています。

3月20日、ぜひこんなことを感じている方がいらしたら、参加してみてくださいね。

1)震災体験によって無縁社会の不安を感じた人
2)誰かとつながり支えあいたいと感じた人
3)揺れによる恐怖や原発災害の恐怖を分かち合いたい人
4)津波による甚大な被害も受けている被災地の方々の痛みを受けとり、誰かと分かち合いたい人
5)家族や大切な人が被災地にいる人
6)支援する立場にある自分の仕事を見つめなおしている医療福祉関係の人。
7)海外での被災にとまどう外国人の方

申し込みは下記までお願いします。
〈日時〉3月20日(日)13時30分〜15時

〈場所〉Social Energy Cafe
    [http://ameblo.jp/socienecafe/:title=http://ameblo.jp/socienecafe/
]
〈費用〉900円(ワンドリンク+クッキー付)

※会費の一部が震災被災地のために使われます。
※クッキーは、福祉関連施設でつくられた授産品です。
※ニバルレキレは震災にかかわる活動を全て無償で行ないます。


お申込み方法 

1.こちらのお問い合わせフォームからメールにて
2.cafe@socialenergy.co.jp 
TEL:03-3429-1573 ソーシャルエナジーカフェ
(お名前・ご連絡先・参加人数をお知らせ下さい。)