孤児を社会で守る(3)

被災地ではあまりにも多くのことが混沌としており、どの活動も緊急支援を最優先したものとなっていると思います。

それと同時に、各都道府県では行政や民間団体、あるいは個人で被災地からの方の受け入れ準備が進んでいます。

どの活動に従事されている方にも、そして困難の多い環境で復興に向けて希望を見出そうと日々を歩まれている被災された方々にも、今日という日が昨日よりも良いものであることを、願ってやみません。

そして、もしもこのブログを見てくださった方がいらしたら、どうか時々ご自分に対して、「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」「今抱えているその感情は当たり前なんだよ」そう声をかけて、無理にでも体を休める時間をしっかりと作っていただきたいと思っています。



震災孤児にかかわる社会資源の動きで、今日見つけたものを紹介します。

あしなが育英会
http://d.hatena.ne.jp/ashinagaikueikai/20110322/1300868171
あしなが育英会は、特別奨学金(震災で親を亡くしたり親が重度の障害を負ったりした子どもに支給する制度)を実施しています。
奨学金の申請や寄付に関する問い合わせの電話番号:0120(77)8565
申込書→[http://www.ashinaga.org/higashinihon110325.pdf:title=http://www.ashinaga.org/higashinihon110325.pdf
]
親を亡くした後も、学び続けることが保障されること。
何よりも、未来へ希望を見つけることにつながります。

ソフトバンク
孫社長は、「震災孤児への18歳になるまでのiPhoneiPadの完全無償提供」を行うと発言しています。
電話やメール、SNSツイッターなど、様々な形で、人とつながることも、悲しみを抱えた子どもたちの大きな力になりそうです。

ロート製薬は、今回の震災孤児(地震で被災し、親が亡くなったり行方不明になっている子供)の支援を目的とした「震災復興支援室」を開設。活動・運営資金としては同社の取締役の月例報酬の10%を自主的に返上し、これを充てる。
http://www.rohto.co.jp/s_siensitu/

具体的な支援内容までは、まだ明言されていませんが、企業による支援活動として注目されます。

それから、今現地でさまざまな活動を行なっているNGO団体のことは、こちらのサイトで確認することが可能です。
[http://www.janic.org/bokin/matomete/matomete14.php:title=http://www.janic.org/bokin/matomete/matomete14.php
]

ニバルレキレでは、下記のような形で震災の支援を行なっています。
1.わかちあいグループ@東京の定期的な開催
2.メール相談 wakachiai@hotmail.com
3.募金活動 寄付先は NPOみんつな としています。
4.3842プロジェクト 震災の長期支援活動をする団体との連携を行ないます。
           孤児支援に充てたいと考えています。
詳しくはこちらをクリックしてご覧いただければ幸いです。   


ひきつづき、震災孤児にかかわることをお知らせできるよう、努力していきたいと思います。