震災わかちあいグループ@東京は4月16日

震災わかちあいグループ@東京 第2回を週末に開催します。

◆日時◆
  4月16日(土)13:30〜16:30

◆開催場所◆
  東田端地域振興室洋室
   北区東田端1-12-14(JR山手線田端駅から徒歩5分)
   電話03-3800-6772
   Google マップ地図はこちらをクリック

◆会費◆
  一人一人の方のお気持ち。1コイン以上。集まった会費を被災地の1つ陸前高田で緊急支援活動を行なっている団体NPOみんつな〜東日本復興支援プロジェクト〜へ寄付します。避難所から参加される方は無料です。

◆内容◆
震災被災者のための祈り
震災で感じている私たちの痛みやショック・恐れなどの感情の分かち合い 
自分たちに今できることの共有
私たちがつながりあって生きていること。命のための祈り

◆こんな方に◆
被災地から避難されたものの、大きなストレスを感じている人
震災体験によって孤立の不安を感じた人
誰かとつながり支えあいたいと感じた人
震災や原発災害への恐れや悲しみ、怒りを分かち合いたい人
津波による甚大な被害を受けた被災地の方々の痛みを受けとり、誰かと分かち合いたい人
原発災害によって避難された方の戸惑いと不安を受け止め、理解したい人
家族や大切な人が被災地にいる人
支援する立場にある自分の仕事を見つめなおしている医療福祉関係の人。
海外での被災にとまどう外国人の方

◆わかち合いとは?◆

このワークショップでは、集まった方たちとの「わかち合い」を重視します。
これは、メンタルヘルスに長くかかわってきた、ニバルレキレとしての願いです。
「一人でも多くの人が心の傷を回避するために小さな活動に過ぎない私たちに何ができるだろう」と、考え悩んだ末に、準備し動き出しているプログラムです。

自助グループという言葉をきいたことのある方もいらっしゃると思います。
日本だと、AA、NAなど、依存症からの回復のための自助グループが有名です。それらのグループのルールの1つには、「言いっぱなし、ききっぱなし」というのがあります。何でも安心して言えるから、話せることがたくさんあります。
 
それから南アなどアフリカで活発なのは、HIV陽性者のための自助グループです。このグループは、HIVが陽性であることがわかったショックや、その後の疾病理解や、治療にどうやったらアクセスできるか、どのように暮らしで工夫ができるか、何か仲間が抱えている困難を解決するための手立てがないか、活発に仲間どうしで、話し合います。

どちらのグループにも共通していることは、秘密保持。それから、決して誰かの発言を非難したり否定しないこと。また一人が先生・主役になってしまって演説や講釈をしてしまわないこと。同じ苦しみや困難を抱えた、その心や状況を、あくまで「分かち合う」「シェアする」こと。思いやりをもつこと。

ニバルレキレでは、スタッフの日本と南アでの自助グループ運営のサポートの経験をもって、今回の震災で困難の中にある方たちに何かできないかと、考えています。

興味のある方、ぜひいらしてくださいね。