石巻市湊地区(3)

宮城県石巻市湊地区(2)の記事で活動を紹介したピースボート
緊急災害支援窓口の方が、多忙な中ご連絡をくださいました。

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ピースボートでは、石巻市において、石巻市社会福祉協議会とも連携し、広くボランティアを派遣しております。
拠点は石巻専修大学に設置されたボランティアセンターです。

石巻市や当団体でもたくさんのボランティアを受け入れ、炊き出しや泥の掻き出し作業を毎日、一生懸命行っております。
湊地区、また湊中学についても、石巻市の他ボランティア団体とともに
泥の掻き出しや瓦礫撤去などを行っており、もちろん今でも大変な状況
ではありますが、小野沢医師の書かれている状況からは今は大分変わっているそうです。
また現地では各ボランティア団体と市とのミーティングを毎日行い、情報のシェアを行っているそうです。

状況も活動範囲も日によっても変わっていますし、当団体のスタッフも
ほとんど休みなく、朝から夜まで駆け回っておりまして、申し訳ござい
ませんが、丁寧な資料をおつくりする余裕はまだ現場にありません。

逆に具体的な、たとえば何食分の炊き出しを何日にできるがどこでニーズがあるか?とか、こういった物資を送りたいが受け入れ先はあるか?といった内容であればお答えできるかと思います。』
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私の問い合わせへの回答をする時間も余裕も、本当ならばゼロに等しいくらい忙しく、精神的にも張り詰めた状況が続いているはずです。
その中をこうして、ご連絡をくださいました。
本当に感謝です。

私自身もそうなのですが、被災地に対して何かをしたいと思っていても、募金以上の活動が、現実的な環境として困難な場合、何よりも助かるのは情報です。

ネットの世界では、発した情報がいつまでも残り続けたりします。
読者は、日づけを一つの頼りに、日づけのついた記事から今日までに、何か状況が改善したのか、支援の手が届いているのか、自分なりにニュースを検索し、追い続けるしかありません。

私自身は、湊地区の記事を知って、どうしたらいいのだろう?と、とても苦しい気持ちで一杯でした。

支援活動によって助けられているのは、被災地の多くの方々だけでなく、被災地とつながりたいと願う、世界中の私たち全員のように今は感じています。

ピースボート以外にも、活動状況などを知らせてくださっている
NGONPOの方、友人達がいます。

少しずつブログで伝えていこうと思います。

支援活動を行なう方たち自身も、しっかりと心のケアを行い、休養を少しでもとられ、燃え尽きることのないようにしていただきたい・・。
心からそう願います。


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ピースボートの活動している被災地は宮城県石巻市になります。

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