田端でわかちあいを。

5月22日に予定している
田端での震災わかちあいグループ@東京の準備のために、
商店街を訪れた。

田端駅北口から歩いて5分もしないところから始まる
商店街。

田端駅前周辺から歩いて思うのは、チェーン店は
駅前のごく数店舗だけということ。

チェーン店に負けない、元気で絆のある商店街。

それが「りゅうのすけくん通り」。


震災わかちあいグループ@東京のたちあげをきっかけに
仲間になってくれた、ソーシャルワーカー
通称「ほっぴぃさん」が、商店街を巻き込んで
震災のチャリティを企画してくれた。

この催しは、被災し都内で避難生活を送られている方を
招待して、もてなすことが目的。

いつのまにかたくさんのお手伝いの輪が広がって
とっても素敵な一日になりそうな予感で一杯。

都内に限らず、被災後に県外への避難生活を余儀なく
されている方たちは、「難民」の立場を強いられている。

難民という言葉に、気分を悪くされた被災者の方が
いらっしゃったら、本当に申し訳ないとも思っている
けれど、実際にいつ元通りの生活の戻れるか
わからない生活を長期間送らなければならない
状況にある方を、世界的には「難民」ととらえる。

それだけ過酷な状況にある方たちが、都内だけでも
相当数いらっしゃる。


長期的な住まいの不安はないかどうか。

生活必需品が足りているかどうか。

必要な情報にアクセスできているかどうか。

大切な人とのつながりが、断たれてしまっていないか。

仕事や学校、保育園、通院先など、暮らしの中で必須となる
場所につながっているかどうか。

経済基盤は大丈夫か。

震災後の多くのストレスからの疲労が蓄積していないかどうか。

慣れない東京での苦労はないか。

楽しみや笑い、ほっとするひとときを今の暮らしで
見つけられているかどうか。



心配なことは山ほどあることだろう。

私たちにできることには限りがあるけれど、
ほっとひといきをつきながら、ちょっとした相談を受けられる場所、
足りない日用品を補う機会・・

そんな1日を田端の商店街の方の力をかりてつくろうと
今準備中。



準備のために挨拶に訪れた田端はあたたかかった。
初めてなのに、何年も前から座ってくつろいでいたような
そんな気分になるお店ばかり。

これは、相談というよりも

すうーっ
ふうーっと、

深呼吸をして、脱力する幸せ感のための
1日にしたい。

心からそう思った。
準備も挨拶も忘れて、くつろいでしまった。

だから、きっと22日に来てくれるという人にも
いうなれば、
ガス抜きして
まったりして、
ちょっと笑って
歌を歌って・・

そんなふうに過ごしていただけたらうれしい。



詳細をブログでは告知できないので、

このメールをご覧になってくださった、
避難生活をされている方。

また活動にご関心のある方。

wakachiai@hotmail.com

までご連絡くださいね。

wakachiai@hotmail.com

は、有志精神保健福祉士が震災にかかわるお話を
お受けするメールアドレスです。
(相談でなくても大丈夫。ガス抜きをしてください。)