世界エイズデー(2)

ニバルレキレへの応援、
皆さま本当にありがとうございます。

12月1日は世界エイズデー


今年は、さまざまな面で
ソーシャルエナジーカフェと大勢のお客さまに
応援いただき、今日までの活動を行なってくることが
できました。


現在、カフェでは南アフリカHIV陽性者やエイズ孤児、
彼らを支援する活動の写真パネルを展示させていただいています。

ぜひご覧になっていただき、
いきいきとした彼らの命の輝きから、
「あるがままの自分の命を大切に愛していこう」という想いを
一人一人の方に感じていただけたらとてもうれしいです。

カフェでは、南アのHIV陽性者が中心になって作った、
レッドリボンのビーズバッジも販売させていただいています。

ご購入くださった方、バッジを実際に身につけて下さっている方が
たくさんいらっしゃいます。
本当にありがとうございます。

レッドリボンはHIVエイズへの理解を深め
命を大切にしていくための、シンボルです。

私が個人的にいつも買っていただいた方にお話しすることは、
バッジを購入いただいた方にはぜひそれを身につけて欲しい
ということ。

そのバッジを見て、勇気をもらったり、
心が少し楽になるHIV陽性者の方が
日本にもたくさんいると思うから。

これからも、ニバルレキレ
(あなたはあなたであるだけですばらしい・南ア現地のことばズールー語
ならではの、メッセージを伝える活動をしていきたいと思います。

ときに不器用な私たちですが、どうぞこれからも応援をよろしくお願いいたします!

いいこの日にはチャリティイベントを♪

「ありがとう」を伝えよう 〜Happy Birthday〜

11月5日(土)(いいこの日)は、
ソシエネももちゃん、ニバルレキレ小山さん、羽根くんの
誕生日です。彼女たちに「ありがとう」と伝えたい方の参
加をお待ちしています。

 ・そばにいてくれて「ありがとう」
 ・癒してくれて「ありがとう」
 ・支えてくれて「ありがとう」 などなど・・・

たくさんの「ありがとう」が伝えられますように・・・



         文・坊(ニバルレキレ)



最近、感謝の気持ちを伝えているでしょうか?
照れくさくて、なかなか言えないけれど
心の中ではきっと感謝の気持ちがあるはず。
実際に言葉にしてみないと、伝わらないことも
しばしば…
言葉にしてみると、相手の笑顔や元気があら
われて、こちらももっとうれしい気持ちになりま
すよね!

素直に、「ありがとう」と言ってみることで、あた
たかな気持ちになると思います。

ぜひみなさんも、身近な大切な人、
まちでたまたま出会った人に伝えてみて下さい。

う〜ん、なんだか…と、まだためらいがある方
も、この会に参加することで、きっかけになれば
と思っています。

「ありがとう」を伝えよう!いいこの日特別ルール
*誕生日のお祝いだけど「おめでとう!」ではなく「ありがとう!」を伝えて下さい。(「おめでとう」と言ったらペナルティ?)


*ももちゃん?小山さん?羽根くん?…坊?
と、疑問の方もいらっしゃると思いますので、気に
なる方はお問い合わせ下さい。
*プレゼントも受付けます!


詳細情報
日時:2011年11月5日(土)18時〜21時
場所:Social Energy Cafe 世田谷区経堂2−19−5
参加費:2500円(※ドリンク別)
*坊のスペシャル料理と手作りケーキの代金が含まれています。



お申込み
E-mail:cafe☆socialenergy.co.jp 
   ※☆をアットマークに変えてください。
TEL:03-3429-1573
※お名前・ご連絡先・参加人数をお知らせ下さい。

※デジタル名刺「ポーケン」をお持ちの方は、‘つながり’を
広げるため是非お持ち下さい。会場では、ポーケンの販売
(2480円)も行っています。当日お買い上げ頂くと、ワンドリ
ンク無料チケットがついてきます。
 (ポーケンHP: http://poken.jp/ja/  )

アフリカンフェスタ

もうすぐアフリカンフェスタ2011が開催されます!

横浜山下公園で、今までで一番大きなイベントだそうです。

夕方からのライブやキャンドルナイトもあります。

NGOブースでニバルレキレも出展予定。

11月12〜13日の週末です!

http://www.africanfesta2011.com/
アフリカンフェスタ2011

アフリカン・フェスタは、アフリカ文化等を広く紹介することを通じて、国民のアフリカに対する理解と親近感を促進するとともにアフリカとの交流活動を推進することを目的として、外務省が平成11年から毎年開催している国内最大規模のアフリカ関連イベントです。

エイズ孤児 カテホ

カテホのお母さんはマーサ。

マーサは声なき死者。

私が出会う前に彼女は亡くなっていた。


そして家族は、彼女のことを話題にすることは、
ほとんどなかった。


まだ悲しみをどう整理してよいかわからない、そう家族は言いました。



マーサの遺した一人娘がカテホ。

父親がどこにいるのか、今となってはわからない。

カテホは、無口で賢く、ときとしてユーモラスな女の子。

エイズ孤児のカテホは、地元で「ハートビート」という
エイズ孤児のための活動をしている団体に登録された。

「ハートビート」ではピクニックやクリスマスに誕生日祝いなど
たくさんのイベントがエイズ孤児に用意されている。

小学生からは放課後のアクティビティが始まる。

ハートビートの活動に参加することが、カテホは大好き。

家では体験できない、楽しいイベントや、お腹がいっぱいになる食事もあるし、
いろいろなことを教えてもらえるから。

ここで友達もたくさんできた。


カテホが引き取られた家庭には他にも子ども達がたくさんいる。

その子たちは、お母さんはいるけれど、お父さんがいない。
お母さんには仕事がない。

貧しいこの家庭では、何も彼女が体験するような娯楽がなく、
衣類も足りず、お腹をすかせている。

カテホはどうしたらいいかわからない。

だって彼女にはどうすることもできないのだから。



カテホは家に友達を連れてこない。

連れてきてはいけないような気持ち?自分でもよくわからない。


家庭では、叔母さん二人がどうも、いがみ合っているみたい。

ジェラシーとか言ってた。

ムハディおばさんはいつもため息をついているし、
マリア叔母さんはお酒を飲んでいる。
テボホおじさんが一番やさしくてホッとする。


それから学校。私は勉強するのが大好き。
学校はとても楽しい。将来は警察官になりたいな。


おじいちゃんが、私と一緒に寝てくれるようになった。
それまではムハディおばさんの部屋で、床に1人で寝ていて
辛かったけれど、おじいちゃんのベッドはあったかい。
おじいちゃんは、とっても優しいのよ。


ママは死んだ理由はエイズ
どうしたらHIVに感染するのか、知ってるわ。

ハートビートが教えてくれたもの。
私は、ママのようにはならない。

ちゃんと感染しない人生を送る。

だからって、ママが嫌いなわけじゃない。

ママは大好き。これまでも。これからも。


私、生理が始まったので、
もうおじいちゃんとは一緒に眠れなくなったの。

でもそれは私たちの文化では自然なことだから、大丈夫。

キーレたちとも、姉妹みたいに仲がいいのよ。

この家には子供がたくさんいるからさびしくない。

ときどき、ちょっと考えちゃうけれど・・・


だって、いつも貧乏だし、私だけ親がこの家でいないし・・・

迷惑かけていないかしら。



最近ムハディ叔母さんとキーレたちは、別にご飯を食べているの。
自分のお金で自分達の食事をそれぞれ用意することにしたんだって。

でも、そうするようになってから、マリア叔母さんと、ムハディおばさんの喧嘩は減ったわ。

テボホおじさんは、やさしいけれど、何をして生きているのかしら?


おじいちゃんには長生きして欲しいな。

おじいちゃんがいるのと、いないのとでは、
この家は全然違っちゃうと思うから。


いつかお母さんのお墓参りにも連れて行って欲しいなって
思っているところよ。

南アのママ・ローズからSOS

来日していたママ・ローズが帰国してしばらくたつ。彼女の活動するLet us growのあるタウンシップ、オレンジファームは平たんな土地で、舗装されていない道がほとんど。普段から雨が降るとぬかるみや、雨漏り、多くのことに人々は難儀する。

そのオレンジファームで詳細はまだわからないのだが、豪雨の被害でNGOの鶏小屋が壊滅状態になってしまって、困っているとの連絡があった。

いくつかの団体の助成も受けているNGOだけれど、エイズ孤児のためのクリスマスイベントや、孤児のための放課後のアフターケアを行うユースグループには一切活動費が保障されていない状況。鶏1羽が自立を助ける国。

ママ・ローズのLet us grow への支援をしてくださる方を大募集。

興味のある方は小山えり子ngibalulekile2003@gmail.comまで連絡ください。

寄付をしてくださるという方は、

郵便振替口座
00150−3−760928 ニバルレキレ事務局へ「レットアスグロウ」支援と明記して
お送りください。

福島乳幼児・妊産婦支援プロジェクトの堀さんとミーティング

今日はスタッフの大ちゃんと、

東京外語大キャンパスへ。


何年ぶりの「キャンパス」。


ちょっと「おのぼりさん」&緊張状態の二人を


福島乳幼児・妊産婦支援プロジェクトの事務局の堀さんが


やさしく迎えてくださいました。



今日は堀さんとのミーティング。


堀さんたちの活動の経緯から

多くのことを学ばせていただけた時間でした。


プロジェクトでの、次回の母子への企画に

ボランティアとして参加させていただくことになりました。


私たちは自分たちの領域、対象を明確にする前に、

いろいろな団体の活動の価値基準や、

具体的な支援事例、ビジョンなどを遠巻きに見るのでなく、

体験させていただいたり、学ばせていただく中で、

被災者の方たちのおかれている環境からの心境などを

十分に理解する努力を続けていきたいと思っています。



そのうえで、何が【わかちあい@東京】で

できることなのか、何を他機関にお願いし

連携させていただくことになるのかを、

より明確にしていきたいと考えています。



本当に気づき・実りの多いミーティングを

させていただくことができました。


堀さんが、本当に詳しく活動の状況を教えてくださり、

大切な視点を私たちに指摘してくださったことに、感謝!です。 

これからも丁寧に、進んでいきたいです。