仲間たち

南アのママ・ローズからSOS

来日していたママ・ローズが帰国してしばらくたつ。彼女の活動するLet us growのあるタウンシップ、オレンジファームは平たんな土地で、舗装されていない道がほとんど。普段から雨が降るとぬかるみや、雨漏り、多くのことに人々は難儀する。そのオレンジファ…

Forever Young

今日は大切な家族のような仲間の人生がはじまった日。はじまりの日。 この世で、落ちるところまで落ちそして自分の人生を再び歩きはじめた日。 私にできること。 この歌を君に。 はじまりの日。

トゥメロ

トゥメロ。 それは二人の愛する人の名前。 ソウルメイト。そしてわが子。 ソウルメイトが死んでからずっと私は彼を探していた。 彼は精霊になったのだと思い木々のざわめきに耳を澄まし、風の鳴る音にメッセージをきこうとしてきた。 彼の遺したものをずっと…

ともに同じ空の下で。

お元気ですか?私は元気です。 何年も前にもらった、樹文明さんからの手紙。樹さんというのは仮名。HIV啓蒙活動を続けてきた樹さんは薬害エイズと薬害肝炎の被害者だ。ずっとコツコツと、HIV啓発の活動、何よりも差別をなくす活動を続けてきた。 樹さ…

あたたかな声

その人は、大切なニバルレキレの仲間。いつか会いたい人。会えると思っている人。いつもあたたかな声をしている。そして誠実さが伝わってくる美しい文字で手紙を書いてくれる。お習字でいうところの達筆とはまた違った、美しさ。初めてもらった手紙は何年も…

チャレンジャーになること(1)

新しい試みの、ワークショップI KNOW のためのメルマガの発行申請を今日行った。長年いろいろなメルマガを受け取る中で、「まぐまぐ」という名前だけは頭にインプットされていた。みんなの前で「メルマガを・・」とはりきって言った段階では、どうやったらメ…

ンコシ・ジョンソン君

ンコシ・ジョンソン君はアフリカでエイズとともに生きる人々の小さなヒーロー。今までも。そしてこれからもずっと。 ジョンソン君の元気だった頃の写真を家に飾っているHIV陽性者の友達がたくさんいます。彼のことが書かれた本は私にも宝物です。ポスターは…

ニバルレキレ展 絵の話。

ニバルレキレ展は2004年の春から日本全国で巡回を続けている、エイズ遺児の絵画と写真展。 スタートしたときの作品は、エイズホスピスで生きる子どもたちの写真と絵画や工作だけだったけれど、今はタウンシップの子供たちの写真や、絵画作品も増えている。タ…

心が動くこと〜あなたと私〜

ニバルレキレでは、とても感動する出会いをすることが多い。 なかなか紹介できない大切な人たちが日本でもたくさんいる。今もまさに、心が大きく揺り動かされるような出会いをしている。この数日はずっと、ホスピスで亡くなった友達や、事件にあった少年のこ…

少年

少年は今、怪我からの回復に向かっている。刺し傷というのは、驚くような早い時期に、リハビリのために歩かされる。ということを、日本での病院勤務時代から知っていたが、南アもしかり、彼も歩かされているらしい。 南アの公立病院では、ありえない状況での…

HIV POSITIVE のTシャツ。

日曜に参加するグローバルフェスタもそうだけれど、ニバルレキレではワークショップのときには、様々な南アのHIVのことで活動している団体のTシャツを実際に着て、それのことも話の1つにすることが多い。もちろん着用するのは、自分が働いたり、活動に参加し…