わかちあい@東京in田端 5月22日の報告

先日「田端のあたたかな夜」という記事を書いた。

5月22日当日のことを報告していなかった。
どうまとめるのがいいのかな?
迷う気持ちもあったから。

でも、きれいにまとめる必要もないんじゃないかと
はたと気づいて、今日はせっせとPCに向かう1日だから、
書いておこうと思っている。

22日、とてもすばらしい1日になりました。

まず、慣れない東京で、避難されているホテルから、
都営住宅その他斡旋された住宅から、
会場までいらしてくださった被災者の皆様と出会えて
本当に良かったと思います。

ほんのわずかでも、何か当日に提供できた日用品なり
お茶の時間なり、カラオケタイムなり、専門相談なり
保育なりを、暮らしの助けとして感じていただけたら
うれしいと思います。

この22日の会場は全て、
カフェクリコのママや
バー^HANAKURAのマスターが提供してくれました。

そしてその会場で、田端に住む皆さんが
様々なものを持ち寄ったり、もてなしの時間を
お手伝いしてくださいました。

わかちあいグループ@東京のこれまでの参加者の
皆も手伝いにきてくれ、

MLに加入させて情報共有させていただいている
東京災害支援ネット(とすねっと)
からは、多くの弁護士さんや司法書士さん、大学で教鞭をとりながら
被災者支援に奔走されている方やライターさん、精神保健福祉士さんが
駆けつけてくださった。

東京PSW協会からは
精神保健福祉士さんが、1日いつでも心のケアの面からの相談にのれる
ように待機態勢をとってくださった。

近くの保育所の保育士さんが子どもの保育なら任せて!と飛んできてくださった。
(丸一日、一番お世話になったのは、うちの子供だった。)

そして、この日のために洗濯機を通常ありえない価格で
卸してくださった、某リサイクル業者さん。

そういった家電製品その他、被災者の方が必要としている
日用品の購入が実現するようにと、カンパを集めてくださったのは、
鎌倉にあるカトリック大船教会の皆さんだ。

会計報告の点でいうと、
全部で、45,707円の、都内被災者のために集められたカンパから、
22日とその前後で34,705円を被災者の方が直近で必要とされている
ものの調達に使わせていただきました。

どれだけ長引くかわからない、不慣れな土地での避難生活。
ずっといられるかわからない場所で、不用意にものは増やせないものの、
逼迫して必要とする消耗品や、日用品はたくさんあります。

今回喜ばれたものは、洗濯機・炊飯器・扇風機・食器や
夏用の消耗する下着類・洗濯や台所洗剤・ティッシュやトイレット
ペーパー・調理器具でした。

カンパのお金を使い切らなかったのは、今後もこのような会の継続を
考えているためです。

久しぶりに、歌なんて歌ったよ!という笑顔に私たちが
元気をもらったように思います。

多くの被災者の方が、それぞれに再会しあった被災者と、
あるいは私たちの誰かしらと、現在の苦労や、今日に至るまでの
震災後の日々の経緯などを、語ってゆかれました。

今回の田端イベントで、私たちなりに気づいたことや
教えられたことなどをもう少ししっかりと消化したところで、
ぜひ次回のイベントを、再び田端で開催したいと思います。

また次ね!と言ってくださった、田端の皆様
とすねっとの皆様
東京PSW協会の皆様

そしてまたやってね!と言ってくださった被災者の皆様

これからも丁寧につながっていきたいと思います。


このブログを読んでくださって、何か
東京にいながら被災者の力になりたいと思われた方が
いらっしゃいましたら、ぜひお声かけくださいね♪